過去の事例です
大阪の心斎橋で「完全個室美容モール」と呼ばれる新しい業態のスペースを造る施工をしました。
ビルのワンフロアを全部使い、13戸の個室サロンを造りました。
そのうち11室は美容室仕様、2室はネイルサロン仕様で
それぞれ業態に合った設備を組み込む工事になりました。
美容室仕様の部屋にはそれぞれシャンプー台を配置し、その他シンクや収納家具等を設置しました。ネイルサロン仕様ではシンクと収納家具のみの設置。
約70坪の、割と広い空間での工事だったので
約2か月間の工期で、しっかりした内容の工事になりました。
今回の完全個室美容モールという業態は初めて手がけましたが、どういう業態か説明します。
完全個室美容モールとは
完全個室美容モールとは、一つのフロアや建物の中に、壁で仕切られた小さな「完全個室サロン」がいくつも集まっている施設のことで、美容師やネイリストなどが、それぞれ自分の個室を借りて「自分の店」として使える仕組みになっています。
美容師や施術者のメリットとして、
・店舗を一から構えるよりも、少ない初期費用で独立しやすい
・売り上げや予約の管理などを、自分のペースで決められる
・フリーランスとして活動しながら、将来の本格独立のステップにもなる
ということが上げられます。
月額の利用料を支払うことで、自分の個室サロンを持てる形が一般的です。
利用者側のメリットとしては、
・周りの目を気にせず、静かで落ち着いた空間で施術を受けられる
・他のお客さんに会いづらく、プライバシーが守られやすい
・担当者とじっくり話しやすく、カウンセリングに集中できる
特に人目が気になりやすい方や、髪や頭皮、体の悩みをゆっくり相談したい方に好まれています。
シェアサロンとの違い
今回の完全個室型モールとは違う業態で「シェアサロン」というスタイルのサロンがあります。
弊社も手掛けたことがありますが、その業態について説明します。
シェアサロンとは、複数のフリーランス美容師やネイリストなどが、同じ店舗スペースや設備を「時間単位や日単位で借りて使う」スタイルのサロンのことです。いわば、美容業界版のシェアオフィスやレンタルスペースというイメージで、
フリーランスの美容師などが、自分の「お店」を持つ代わりに、必要な時間だけ席や個室を借りて施術するスペースになってます。
おおむね10ヵ所以上のセット面ブースと複数の共有シャンプー台がサロン側で用意してくれています。
シェアサロンは、「お店を丸ごと持つ代わりに、設備付きのサロンを時間貸しで使える仕組み」
と理解しておくとイメージしやすいです。
完全個室型モールに比べ
より一層、初期費用を抑えられ、働き方の自由度が高く出来るのが特徴です。
美容師さんにとっては、初期費用を抑えられるという点でこれから増えていきそうな形態ですね!

